琵琶湖博物館気象観測:データ異常に関する情報
このページでは、琵琶湖博物館の屋外展示用敷地内の気象観測所で観測している気象データの欠測や異常に関する情報をまとめています。
- 2021年10月中に観測された降雨量が異常に少ないので調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。
11月1日10時ごろ復旧しています。
- 2021年8月13日以降の豪雨が緩慢な雨として観測されるため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。降水が溢れた形跡は無かったので、累積降水量は正しいと思われますが、 清掃作業の時刻(18日15時半ごろ)にまとめて降水があったようなデータになっています。
- 2021年5月22日から27日までの降雨が全く観測されないため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。降水が大量に溢れた形跡があるので、累積降水量も不正な値と考えられます。
5月28日13時ごろに復旧しました。
- 2020年7月8日早朝の豪雨が緩慢な雨として観測されるため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。降水が溢れた形跡は無かったので、累積降水量は正しいと思われますが、 清掃作業の時刻(8日12時ごろ)にまとめて降水があったようなデータになっています。
- 2018年8月23日21時5分ごろ、瞬間的停電により記録系の降水量積算データが失われ、直後に異常な降水データが記録される結果になりました。
- 2018年5月2日から9日までにかけての降雨が全く観測されないため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。
9日11時に記録されている0.5mmの降水は復旧作業に伴うもので実際の降水ではありません。
- 2016年1月28日3時すぎ、観測系から記録系への通信を担っている機器が経年劣化で停止し、観測データが収集できなくなりました。
2月18日10時すぎ、機器の交換により復帰しました。
- 2014年6月の降水が全く観測されないため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。
降水が大量に溢れた形跡があるので、累積降水量も不正な値と考えられます。
7月3日15時前に復旧しました。
- 2012年6月19日の台風による雨が少ししか観測されないため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。
降水が大量に溢れた形跡があるので、累積降水量も不正な値と考えられます。
- 2011年9月5日ごろからの観測値が異常なので調べたところ、気温・地温・湿度・気圧データの伝送系に接触不良がありました。
風速風向および降水量は伝送系が独立なため正常に観測できています。
9月22日12時ごろ修理しました。
- 2011年1月9日ごろからの観測値が異常なので調べたところ、地温データの伝送系に絶縁不良があり、気温・湿度・気圧にも影響していました。
風速風向および降水量は伝送系が独立なため正常に観測できています。
1月25日12時ごろ修理しました。
- 2010年9月7日から8日にかけての大雨が観測されないため調べたところ、
測器が目詰まりを起こしていました。
降水が溢れた形跡は無かったので、累積降水量は正しいと思われますが、清掃作業の時刻(8日8時ごろ)にまとめて降水があったようなデータになっています。
- 2009年11月10日から11日にかけての大雨が観測されないため調べたところ、測器が目詰まりを起こしていました。
降水が溢れた形跡は無かったので、累積降水量は正しいと思われますが、清掃作業の時刻(11日15時ごろ)にまとめて降水があったようなデータになっています。
- 2004年7月10日9時すぎ、観測系から記録系への通信経路に異常が発生し、観測データが収集できなくなりました。
落雷の影響とも思われますが、詳細は未解明です。
7月15日10時すぎ、記録系側の通信経路へのインタフェースを交換することにより、復帰しました。
- 本観測システムの時計は自動的に較正される仕掛けになっていますが、その較正機能が正常に機能しておらず、2002年10月15日の段階で約27分の遅れが生じていました。
2001年8月28日に問題を修正したときには正しい時刻だったのですが、その後いつごろからどのように遅れたかは定かではありません。
この間のデータを利用される場合は、特に後半の期間の観測時刻が不正確であることを念頭に置いていただくようお願いします。
2002年10月15日には電気点検のため7時ごろから17時ごろまで欠測していますが、その欠測直前のデータまで観測時刻が不正確であり、回復後は正確な時刻で観測できています。
なお、この欠測の間、降水はありませんでした。
- 2001年10月23日未明に館内の空調装置で漏電事故があり、多数の機器が影響を受けました。
気象観測のデータ変換装置も損傷を受けて記録系統へデータを送れなくなり、11月30日15時ごろまで観測が停止しました。
- 2001年10月22日7時13分ごろから16時5分ごろまで、電気機器点検のため停電し、観測が停止しています。
この間、毎時5mm以下程度の雨が降っていましたが、日雨量には反映されていません。
- 本観測システムの時計は自動的に較正される仕掛けになっていますが、その較正機能が1999年3月ごろから2001年8月28日まで正常に機能していませんでした。
この間のデータを利用される場合は、観測時刻が不正確であることを念頭に置いていただくようお願いします。
2001年8月28日の段階で正しい時刻より約10分遅れた時刻が記録されていたので、平均的に遅れていったと仮定すれば、約3ヶ月で1分遅れた計算になります。
なお、較正機能を復活させる際に別のトラブルがあり、まる1日欠測となっています。
欠測直前のデータまで観測時刻が不正確であり、29日に回復したデータから正確な時刻で観測できています。
- 2000年9月10日から12日までの降水データが明らかに異常値(実際降水量の数%)なので調べたところ、測器に異常があることが判明しました。
13日に修理しましたが、この修理の際(14時~15時)に測器内に溜まっていた降水の一部や、修理時の検査用に用いた人工降水が観測されてしまっています。
2000年7月の落雷故障以前のデータは付近の気象庁アメダス観測値と概ね符合しているので、問題無いと思われます。
故障修理完了(8月23日)後9月9日までは、実際ほとんど降水が無かったのですが、わずかな降水を観測し損ねている可能性が高いので、注意してください。
- 2000年7月2日に琵琶湖博物館の目前で落雷があり、その影響で気象観測データの記録機器が故障してしまいました。
その結果、落雷当日から8月23日までのデータは記録されていません。
- 降水量計の融雪装置に電源が入っていなかったため、2000年1月20日深夜から翌朝にかけての降雪が21日10時の降水データにまとめて計上されています。
1999年末以降この日までの降水量データ全体について、同様の理由で積雪分が遅れて計上されていると考えられます。
- 1999年8月16日に琵琶湖博物館の目前で落雷があり、その影響で気象観測データの記録機器が故障してしまいました。
その結果、落雷当日から9月29日までのデータは記録されていません。