琵琶湖博物館 WEB図鑑「珪藻」
Cocconeis placentula Ehrenb.
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A: 琵琶湖(滋賀県) |
- 学名
- Cocconeis placentula Ehrenb., Infusionsthierchen 194. 1838.
- 基礎異名
- その他異名
- 和名
- ナミマイゴフダケイソウ(上山・小林, 1986)
- 類似種との区別点
- Cocconeis lineata に似るが,無縦溝殻の条線が同サイズならばより細かく,また条線を構成する胞紋が切頂軸方向により短いため,1つの条線を構成する胞紋数はより多くなる。
- 報告があった場所
- 汎世界種 (Krammer and Lange-Bertalot, 1991b)。日本からの報告も多い。
- 生態情報
- 有機汚濁に関しては広適応性,pHに関しては好アルカリ性 (渡辺ら, 2005)。渡辺ら (2005) は河川を中心とする広範な調査結果に基づいて,var. euglypta などよりも出現頻度,相対頻度ともに小さいとしている。おそらく主な生息場所は,止水域の植物表面である。