琵琶湖博物館 WEB図鑑「珪藻」
Cymbella neoleptoceros Krammer
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A: 野洲川支流杣川(滋賀県) |
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B: 琵琶湖(滋賀県) |
- 学名
- Cymbella neoleptoceros Krammer, Diatoms Europe 3: 134. pl. 156, f. 1-8. pl. 157, f. 1-19. 2003.
- 基礎異名
- その他異名
- 和名
- 類似種との区別点
- Cymbella japonica に似るが,遊離点をもたず,より背腹性が強い。 本種はこれまで Cymbella leptoceros として扱われてきたが,原記載が別種を描いたものである可能性があるため,新種として再記載された。
- 報告があった場所
- 温帯に広く分布している (Krammer, 2002)。日本からの報告も多い。
- 生態情報
- 好清水性・pH に関しては中性種 (渡辺ら, 1995)。高酸素要求性 (Van Dam et al., 1984)。植物表生あるいは礫表生;バルカン半島のカルスト地方では,硬水の河川や湖沼に多い (Krammer, 2002)。