琵琶湖博物館 WEB図鑑「珪藻」

Gomphonema inaequilongum (H.Kobayasi) H.Kobayasi

       10μm
A: 紀ノ川支流高見川(奈良県)
       10μm
B: 斐伊川(島根県)

学名
Gomphonema inaequilongum (H.Kobayasi) H.Kobayasi, Diatom 18: 89. 2002.
基礎異名
Gomphonema clevei var. inaequilongum H.Kobayasi, J. Jap. Bot. 40: 350. f. 12a, b. 1965.
その他異名
 
和名
 
類似種との区別点
Gomphonema brasiliense ssp. pacificum に似るが,中心域に遊離点がある。Gomphoneis rhombicaよりも条線が密で,殻幅がやや狭い。また電子顕微鏡で観察すると,条線が1列の点紋からなる。
報告があった場所
日本には広く分布しているが,しばしば Gomphonema cleveiと混同されてきた。世界的な分布は不明。
生態情報
生態未詳。有機汚濁が進んでいない河川に多いようである。

走査電子顕微鏡図版

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