WEB図鑑「里山のゴミムシ」

1 はじめに

本データベースでは、日本産ゴミムシ類のうち、今注目されている里山環境に生息する296種の画像情報や生態情報を公開しています。通常のデータベースとは異なり、種情報だけでなく、生態情報や画像情報を含めて公開しているため、大学の研究者や環境影響評価を行っている現場の調査者に有用で、実際に利用価値が高いことが特徴です。分布と亜種については、石川(1985)、上野(1985)、森田(1985)、田中(1985)、笠原(1985)、 大倉(1985)、八尋(2005)、『新訂 原色昆虫大図鑑 第 II 巻(甲虫篇)』(森本監修, 2007)ならびに参考文献リストに掲載した文献を参考にしました。基本的に分類体系は『新訂 原色昆虫大図鑑 第 II 巻(甲虫篇)』(森本監修, 2007)、学名は『Catalogue of Palaearctic Coleoptera Volume 1』(Löbl & Smetana, 2003)、和名は石川(1985)、上野(1985)、森田(1985)、田中(1985)、笠原(1985)、大倉(1985)に従いました。

2 使い方

<データ> 「和名」、「学名」、「分布」、「生態情報」、「タイプ情報」、「備考」に分かれています。それぞれには以下の情報が掲載されています。「分布」:分布情 報。「生態情報」:生息環境、越冬態、繁殖期、食性、その他の生態。「タイプ情報」:タイプ標本の雌雄、模式産地、タイプ標本の所蔵機関。「備考」:亜 種、同物異名、原記載の出典など。
<画像情報> 左に全形、右上に頭胸部、右下に雄交尾器の写真が配置されています。雄交尾器の写真はない場合があります。画像の下に標本の採集場所が示されています。
<検索> 和名、学名、分布、生息環境の項目に入っているキーワードで検索できます。
<参考文献> 和名、学名、分布、生態情報、タイプ情報、備考などのデータの入力で参考とした文献は「里山のゴミムシ参考文献リスト(PDF形式:333kb)」からご覧いただけます。

3 謝辞

本データベースを作成するにあたり、科研費(研究成果公開促進費)(課題番号228053)の助成をいただいています。また、森正人氏には写真撮影のため多くのゴミムシ類標本を借用しました。感謝申し上げます。さらに、ご協力いただいた以下の方々にお礼を申し上げます(敬称略)。
【標本利用】秋田勝巳、今坂正一、江本健一、大川秀男、加藤敏行、苅部治紀、河原正和、楠井善久、黒佐和義、斉藤諭、佐々木邦彦、杉本可能、澄川 大輔、西田光康、松本慶一、松本英明、三村義友、矢田秀男
【標本撮影】高石清治、堀真由美、簗田将一
【データ入力】藤澤貴弘、竹内啓一、土田大希、籠洋、野一色麻人

4 使用上の諸注意 NEW

現在、本データベースは更新していません。本データベースが提供するwwwページの著作権は、日本産環境指標ゴミムシ類データベース作成グループ (代表者:八尋克郎)に帰属します。無断転載を禁じます。引用は例えば、以下のように行ってください。
日本産環境指標ゴミムシ類データベース作成グループ (2017) 日本産環境指標ゴミムシ類データベース里山のゴミムシ. https://www.biwahaku.jp/study/gomimushi/ (20XX年○○月△△日確認)
なお、著作権者の承諾を得るには、下記の担当学芸員にメールで連絡をしてください。

担当学芸員: 今田舜介(陸上昆虫学)imada-shunsuke△biwahaku.jp