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転 入 |
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転 出 | |
主査 井戸本純一 (水産学) |
主査 横山 泰史 (理科教育) |
主査 桑村 邦彦 (水産学) |
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米は大切な食物だったので、水田では水稲が合理的に作れるように、人々は遠い昔から苦労を重ねてきました。そのなかでも、水田に安定的に水を引き入れることは、収穫に大きく影響することなので最も大切なことでした。 水田は人間の営みと自然の力で、春は水、夏は緑、秋は黄金の稲穂、冬は白銀の世界と、変化を見せてくれる。また、人が住んでいる平野部で、水田面積が占める割合は約50%にもなります。このように、人と自然のかかわりに水田環境は大きな役割を果たしているのです。 このほど、琵琶湖博物館で「ナマズの企画展」が開催されますが、企画展で紹介されているように、水田の大切な水とかかわってナマズが産卵し、種の繁栄をかけていることはあまり知られていません。鯰は意外なところで、人の営みと密かにかかわって棲んでいます。 外来魚が進入してこない水田は稚魚にとって安全地帯なのです。水田を利用して産卵する魚類は「フナ」や「コイ」などもいます。在来魚繁殖の場となる水田を今一度みなおしてみようではありませんか。 (内藤) |
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