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 2年越しで植物をスケッチ

琵琶湖博物館 資料整理職員 杉野 由佳


植物画


 植物などの細密画を描くようになったのは、10年ほど前に野外観察をしているときでした。植物の特徴を覚えたり後で図鑑で調べられるようにスケッチをとるようになったのがきっかけです。最初は花ビラの付き方や雄しべ雌しべの形、葉の付き方や鋸葉の出方など一部をスケッチしていましたが、全体を描くようになり、5年ほど前から彩色をするようになりました。
 実物を見て観察しながら描くので、描いてる途中で植物が枯れてしまって次の年に続きをやったりと時間がかかります。昆虫の標本をつくる仕事の関係から昆虫も描くようになりましたが、動きのあるものは標本だけでなく、野外での観察や写真なども参考にしています。
 これからもいろんな植物や昆虫などを描きとめていくのが私の夢です。




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