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昨年の観察会の一場面です。今年も博物館講座など興味を深めていただくものや、楽しく学んでいただける行事を意欲的に企画します。たくさんのお申し込みをお待ちしています。
平成10年9月13日(日)
講座「淡水魚入門講座」
平成10年10月4日(日)
観察会「滋賀県の地学散歩」
平成10年10月10日(土)
体験学習の日「草木染で楽しもう」
琵琶湖博物館では交流事業のひとつとして一年間を通して参加していただく事業があります。3月中が参加者募集期間となりますので、希望のある方は博物館までお問い合せください。
★田んぼ体験教室
一年を通した米作りと収穫物の加工を行いながら、同時に田んぼの仕組みや、そこに住む生き物と周辺の自然について学ぶ体験教室です。(全10回)
参加資格:県内在住の小学生と保護者で、一年を通して参加できる方
定員:30名程度(応募者多数の場合は抽選となります。)
参加費:傷害保険料などの実費が必要となる場合があります。
申込方法等:ハガキでお問い合せください。3月に1年間の日程など詳しい案内をお送りします。
★フィールドレポーター
県内を中心に、各地の身近な生き物や生活に関する情報を博物館に送っていただける方を募集します。こちらからお出しするテーマについて年3回程度調査をして、レポートを送っていただきます。また、できる方には調査結果のまとめにも参加していただきます。集めた情報は交流会やニュースレターで報告します。また情報資料として展示や出版物に生かします。
参加資格:身近な情報を収集できる方
定員:200名(応募者多数の場合は抽選となります。)
任期:1年間
申込方法:郵便番号、住所、氏名、電話番号、年齢を明記のうえ、往復はがきで琵琶湖博物館「フィールドレポーター係」宛にお送りください。
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昨年の台風で屋外にある多くの樹木が傷みましたが、手入れを進めていますので春にはきっとまた新しい芽を吹いてくれるものと思っています。回復しうる破壊は自然の中では日常的なものなのかもしれませんが、人の手を加えた自然はまだまだ人の手による回復が必要なのでしょうね。昨年10月に200万人目の来館者を迎えましたが、寒さと共に入館されるお客様も少なくなっています。冬の行事はそう多くはありませんが、博物館講座などじっくりと学んでいただけるものを実施していますので、参加をお待ちしています。 今回の企画展については特集で記事にしていますが、中国の北京自然博物館のご協力で大型の脊椎動物化石を始め、たくさんの化石標本を展示しています。「了不起!」すばらしい!という意味です。ぜひご覧下さい。日本で初めて公開されるものがほとんどで、興味は尽きません。展示のストーリーもきっと楽しく感じていただけるものと思います。500万年という時間は想像さえできませんが、少しも止まることなく悠々と生き物に進化を与え、また絶滅へと導く。人間の営みはこの時間に抗しているのでしょうか。共に流れているのでしょうか。いろんなことをこの会場で感じて下さい。(水上) |
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