![]() 高島沖ボーリングの位置図 ● 火山の位置図をひらく |
高島沖ボーリングは、琵琶湖の沖島と安曇川デルタの中間付近の場所で、1986年に掘削されたボーリングです。研究用ボーリングとして湖底から深度約 141mまで掘削されました。このボーリングは深度約137m付近までは、均質な泥層でできているため、長い期間、湖の底の静かな環境で泥がたまっていた事がわかります。また、静かな環境でたまっていたからこそ、多くの火山灰を地層(泥)中に残すことができたのだと考えられます。 |
も く じ |
【この図鑑をつくった人】 この高島沖ボーリングコアの火山灰図鑑をつくったのは、長橋良隆さん(福島大学)と宮崎智子さん(当時福島大学)が偏光顕微鏡写真と電子顕微鏡画像の撮影をし、既存論文をもとにした図表の作成と、それらのデータをもとに琵琶湖博物館の里口がデータチェックと加筆・web版作成をしました。そのため、高島沖ボーリングコアの火山灰図鑑で使われてる画像・図のほとんどは長橋さんと宮崎さんに著作権がありますが、琵琶湖博物館での利用を認めていただいています。もし、この画像を使用したいと思われる方がいましたら、まず琵琶湖博物館へ問い合わせてみてください。
【協力者してくださった方々】 この図鑑をつくるにあたって、ボーリングコア掘削の責任者である井内美郎さんには、webページ作成についてご理解をいただき、アドバイスいただきました。また、ここで掲載している火山灰の記載を行った吉川周作さんには、webページ作成にあたって議論していただきました。また、このwebページ作成にはSEの津田厚弘さんに協力をいただきました。その他、多くの方々にご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。