琵琶湖博物館とは
琵琶湖博物館の研究
博物館の研究
琵琶湖博物館にとって研究は、多くの方が目にする機会の多い博物館の展示や交流活動といった部分を支える根っこや幹の部分にあたります。その成果が、場合によってはその活動そのものが、博物館の他の様々な活動に結びついています。学芸員を中心として、大学等の研究者のほか、市民の方々と共に、さまざまな研究を行っています。
プロジェクト型研究と個々の研究
琵琶湖博物館の研究には、学際的・総合的な課題に取り組む総合研究、専門性の高い研究分野で館内外の研究者や市民の方々との共同で行う共同研究、学芸員が個別分野で実施する専門研究という3つのカテゴリーで行っています。それらの他に、館外の助成金を獲得して行うプロジェクト型研究の提案や、外部研究者が主催するプロジェクト研究への参加など、様々な方法で研究を行っています。
研究審査委員会
琵琶湖博物館の3つの研究カテゴリーについては、8名の外部委員および館長・副館長からなる「琵琶湖博物館総合研究・共同研究審査委員会」によって、プロジェクト型研究の採用の是非および研究費の配分が審査されると同時に、研究に対する助言や意見などをいただきながら研究を推進しています。
特別研究員制度
博物館のテーマである「湖と人間」に関わる研究テーマで、博物館の事業にも関わりを持つ研究を、自ら進める技能があり、琵琶湖博物館で研究を行いたい方を、日本学術振興会特別研究員のほか、特別研究員として受け入れています。受入には審査があります。
外部助成金の獲得
研究活動をより活発に進めるため、研究助成金について積極的に申請を行っています。文部科学省科学研究費助成事業の申請研究機関として、これまでにいくつもの研究が申請・採択されたほか、その他の助成金にも申請・採択されており、博物館独自のプロジェクト研究とあわせて、研究を進めています。
研究不正行為の防止
琵琶湖博物館では、研究活動を行う上で、いくつかの規程を設けて、研究不正行為の防止につとめています。