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公表した研究成果の解説

学芸職員や博物館の関係者が発表した論文成果をリスト化しています。成果の詳細については各成果を選び、クリックして下さい。

滋賀県湖東地域で、江戸~明治時代に里山が「はげ山」化した要因を明らかにしました。

【論文の概要】  近江八幡市郊外の「鶴翼山」(八幡山)の麓に、南津田という集落があります。かつては入り江状に内陸に入り込んだ内湖(津田内湖、現在は干拓)にも面し、多彩な自然資源に恵...

大分県安心院地域で見つかった骨化石が約350万年前のサイの仲間であることを明らかにしました

論文の概要  大分県宇佐(うさ)市の安心院(あじむ)地域で見つかった骨化石を調べた結果、サイの仲間の下あごの骨であることが分かりました。このサイ化石のくわしい種類はわかりませんが、...

ヨシ刈り活動による炭素回収量を推定する手法を開発! 研究論文が「四手井綱英記念賞」を受賞しました。

概要  当館の林 竜馬専門学芸員が、滋賀県琵琶湖保全再生課、ヨシ葺屋根職人の「葭留」竹田勝博氏、当時「コクヨ工業滋賀」の太田俊浩氏と実施した調査研究によって、琵琶湖周辺のヨシ刈りに...

故・石川千代松博士が収集した魚類標本から、約 130 年前の琵琶湖の魚類相を明らかにしました

概要  当館学芸員の川瀬成吾と国立科学博物館の中江雅典・篠原現人研究主幹の研究グループが、国立科学博物館に所蔵されている、明治から大正時代に活躍した動物学者・石川千代松博士が明治時...