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 琵琶湖-水月湖 湖ラボ展「季節がつくりだす地層の縞模様-年縞」

 琵琶湖-水月湖 湖ラボ展「季節がつくりだす地層の縞模様-年縞」

 令和2年(2020 年)7月 30 日に開催された滋賀県・福井県知事懇談会における合意事項に基づき、広域的な交流の促進を目的として、滋賀県立琵琶湖博物館と福井県年縞博物館との連携事業「琵琶湖-水月湖 湖ラボ展」を、琵琶湖博物館の A 展示室において開催します。

 年縞は湖底などの堆積物にできる縞模様で、明暗1対の縞が1年に相当します。福井県三方五湖のひとつ水月湖は、湖底堆積物に約7万年にわたり途切れることなく年縞が形成 された「奇跡の湖」と言われ、その年縞は考古学や地質学の年代測定における「世界標準 のものさし」とされています。本事業では、年縞博物館の所蔵する「水月湖年縞ステンドグラス」をはじめ、国内外の貴重な年縞堆積物の実物標本を展示します。

展示物:
・水月湖年縞ステンドグラス E-38(約 4 万 7000 年前)
・長野県深見ノ池のコアはぎとり試料(長さ 320 cm程度、AD1700 年頃から現在)
・死海(リサン湖)の年縞の露頭のブロックサンプル(50cm 程度 2 個、それぞれ約2万7000年前と約3万年前)

開催期間
2021年10月01日(金) ~ 2021年11月14日(日)
開館時間
10:00~17:00(最終入館16:00)
場所
琵琶湖博物館 A展示室 「地域の人々の展示コーナー」周辺
料金
常設展示観覧券が必要