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第24回学芸員のこだわり展示 「唐橋遺跡と古銭」
概要
現在、滋賀県道2号大津能登川長浜線が通る瀬田の唐橋は、瀬田川を渡る交通の要衝です。発掘調査で、今の橋より下流80m付近、水深3mの川底から古代の橋の基礎部分が出土し、その材の一つであるヒノキを年輪年代測定法により分析した結果、7世紀のものであることが分かっています。
非常に古くから利用されていた唐橋の付近の川底からは、理由は分かりませんが様々な時代の貨幣が出土しています。今回の展示では、現存する最古の銀貨である無文銀銭(7世紀)や、和銅開珎をはじめとする皇朝十二銭や宋銭など、古代・中世の貨幣経済をうかがう重要なものから、近現代の十銭や十円など幅広い種類の貨幣を紹介します。
主な展示資料(いずれも当館蔵)
・無文銀銭(倭銭・7世紀)
・和銅開珎(皇朝十二銭・発行年708年)
・太平通宝(北宋銭・発行年976年)
・咸淳元宝(南宋銭・発行年1266年)
- 開催期間
- 2024年07月30日(火) ~ 2024年10月06日(日)
- 開館時間
- 9時30分~17時00分(最終入館は16時00分まで)
- 場所
- B展示室 館蔵品紹介コーナー
- 料金
- 常設展示観覧券が必要