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第25回学芸員のこだわり展示 「汽船に乗って竹生島へ」
琵琶湖をわたる汽船が、次第に人・モノの輸送から観光遊覧船へと役割をかえていくのは、1889年(明治22年)に東海道線大津・長浜駅間が全通してからといわれています。しかし、それ以前の汽船もまた、人びとを非日常の旅にいざなう手段でした。その代表例が竹生島参詣船です。
今回の展示では明治10年代を中心に、当館が収蔵している竹生島行き汽船の時刻表や乗船券などをご紹介します。汽船に乗って竹生島に降り立ち、寺社参詣と湖からみる風景を楽しんだ人々に思いを馳せてみてください。
主な展示資料(いずれも当館蔵)
・江州丸会社「竹生島行汽船往復賃金表」(明治時代・1881年)
・「竹生島並壱人往復〔乗船券〕(第二江州丸)」(明治時代・19世紀)
・「近江国琵琶湖竹生島 厳金山宝厳寺之真景」(明治時代・19~20世紀)
- 開催期間
- 2024年10月08日(火) ~ 2024年11月24日(日)
- 開館時間
- 9時30分~17時00分(最終入館は16時00分まで)
- 場所
- B展示室 館蔵品紹介コーナー
- 料金
- 常設展示観覧券が必要