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樹冠トレイル工事日誌 37

琵琶湖の森から生まれるアプローチ舗装

樹冠トレイルの工事もいよいよ大詰めに近づいています。写真は、博物館のアトリウムから屋外展示に出て、樹冠トレイルに向かうアプローチ歩道の舗装工事の様子です。このアプローチ舗装にも、樹冠トレイルのこだわりが隠されています。

この舗装は、木質加熱アスファルトという材質でつくられています。これは、木質チップをアスファルトと混合したもので、よく見ると木質材料で作られていることがわかります。森をめぐる樹冠トレイルのコンセプトに沿いながら、強度と耐久性は十分な、新しい素材です。今回の木質チップは県産の間伐材でつくられており、琵琶湖の森の健全化にも一役買っています。

まだまだ暑い中、舗装時には120℃を超える温度の木質アスファルトを、作業員の方々が汗を流しながらきれいに舗装していただきました。