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琵琶湖博物館は、当面の間休館いたします

 2月28日の臨時休館以来、琵琶湖博物館では4月以降の開館を目指してさまざまな準備を重ねてきました。感染を防ぐための空間の確保や展示室の消毒、クラスター発生時の追跡を可能にするための方策などの手順をまとめ、それに合わせた人の配置等も検討を終えたところです。これにより、1日あたり1500人までであれば開館可能という状況になっています。
 しかしながら、これらの準備を進める中でお客様の消毒に必要なアルコールの確保ができないという問題が明らかになりました。当館が現在保有しているアルコール量は約30リットルですが、この量で開館できるのは1週間、平常より少ない来館者数の見積でも2週間にしかなりません。アルコールの入手については手を尽くしておりますが、4月中旬以降でも確保の見通しが立っておりません。このため、仮に再開できてもアルコールが切れた時点で再び閉館せざるを得ない状況となっています。
 これに加え、東京・大阪など大都市部で爆発的感染の予兆が生じていることから、早期の再開を断念し、引き続き開館に必要な準備を継続するという判断を行いました。
 今後の予定については、広域的な感染の経緯を見守りながら検討していきたいと思います。県内外から、多い日には3000-5000人が訪れる当館の場合、感染クラスターになってしまう可能性が高いと考えられるため、開館の判断は県庁の対策の中で慎重に行っていきたいと考えています。
 引き続き、開館に向けて消毒液の確保をはじめ感染リスクに対する対応を行うとともに、休館中の博物館からの発信を図ってまいります。
 開館時期については、決まりましたら改めてお知らせさせていただくとともにHPにも掲載いたします。また、各種イベントの開催状況につきましても、HPにてお知らせしていきます。
 ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。