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琵琶湖博物館の総合研究の成果が 『自然・生業・自然観―琵琶湖の地域環境史―』 として発刊されました

 琵琶湖博物館では、総合研究を中心に人と湖の関係性について研究を行なっています。今回、「前近代を中心とした琵琶湖周辺地域における自然および自然観の通時的変遷に関する研究」(2014年~2018年、研究代表者橋本道範)の成果が『自然・生業・自然観-琵琶湖の地域環境史-』として出版されました。

 本書は、自然への働きかけである生業(せいぎょう)と、自然に対する価値づけ、自然観(しぜんかん)に注目し、琵琶湖地域の自然と人間との関係性を明らかにしようとしたものです。歴史学・地理学・動物生態学など分野の異なる12人の共同研究者などにより多角的側面から執筆されています。現実の自然観は極めて多様であり、そのなかからもっとも人間にとって都合の良い特定の自然観が取捨選択されていたことなどが明らかになりました。これらのことは、これから地域を新しく創造する際の参考となると考えています。

                    記
・書 名:『自然・生業・自然観―琵琶湖の地域環境史―』
・編 者:橋本道範(琵琶湖博物館専門学芸員)
・体 裁:A5判 456ページ 並製本 本体価格4,950円(税10%込) 
・発 行:小さ子社 2022年4月発売
・紹介ページ:https://www.chiisago.jp/books/?code=9784909782090
・入手できるところ:琵琶湖博物館ミュージアムショップ・おいでや、 県内の書店、またはインターネット販売

本の詳細は資料提供をご確認ください。
資料提供はこちら→20220524 自然・生業・自然観資料提供.pdf

資料提供の本.jpg