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琵琶湖博物館ブックレット17 『シーボルトが持ち帰った琵琶湖の魚たち』 を出版しました


 琵琶湖博物館は、このたび琵琶湖博物館ブックレットの第17弾となる『シーボルトが持ち帰った琵琶湖の魚たち』を出版しました。
 江戸時代にシーボルトが歩いた長崎から江戸までの参府ルートをたどり、琵琶湖水系の淡水魚の標本産地を探るととともに、分類と進化にまつわる興味深いエピソードをまじえて、ゲンゴロウブナなど主要魚種の標本と『日本動物誌 魚類編』掲載の図版を紹介します。


○書 名:『琵琶湖博物館ブックレット17 シーボルトが持ち帰った琵琶湖の魚たち、2023年4月発売
○体 裁:A5判・120ページ・並製   本体価格1,800円(税別)    
○著 者:細谷 和海(近畿大学 名誉教授)
○内 容:博物学者でもあったシーボルトが日本滞在中に収集してオランダに持ち帰った動植物の標本は、今もオランダ・ライデンにあるナチュラリス・生物多様性センターに保管され、分類の指標となるタイプ標本(模式標本)となっている。長崎から江戸までの参府ルートをたどり、近畿地方での足どりから琵琶湖水系の淡水魚の標本産地を探るととともに、分類と進化にまつわる興味深いエピソードをまじえて、ゲンゴロウブナなど主要魚種の標本と『日本動物誌 魚類編』掲載の図版を紹介。
(サンライズ出版ホームページより)

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「琵琶湖博物館ブックレット」は、学芸員や地域の研究者が琵琶湖に関連した最新の研究成果をできるかぎりわかりやすく発信することを目的に、20168月に開館20周年を記念して創刊され、今回の最新刊までに化石や漁業、小さな生物など多彩なテーマで発刊しています。
琵琶湖博物館ブックレットは当館ミュージアムショップ「おいでや」のほか、県内の各書店でお買い求めいただけます。

資料提供はこちら→230531:びわ博ブックレット第17弾刊行.pdf