水族展示室「ふれあい体験室」コーナーの展示を再開します
琵琶湖博物館の水族展示室「ふれあい体験室」コーナーの展示を 4 月 22 日(火)から再開します。このコーナーでは、普段見ることのできない希少な淡水魚の稚魚を見ることやいつもと異なる視点から魚たちを見ること、エビや魚たちに触れることができます。
水族展示室の「ふれあい体験室」コーナーは、コロナ禍による一時閉鎖中に水槽にある窓から中の水に触れる水槽が破損したため、⻑らく休止していました。この度、新たな水槽の設置により展示更新が完了しましたので、4 月 22 日より再開します。
新たな水槽は、複数の小型水槽を並列したシステムを導入し、これまでは展示することが難しかった、保護増殖センターで繁殖に取り組んでいるアユモドキやカワバタモロコなど希少種の稚魚を観察していただけるようになりました。また水槽横に飼育員の作業スペースを設置することで、水族展示室の維持管理作業の一部を見ることができるようになりました。
ふれあい体験室内にあった既存のプール型水槽展示は、ミナミメダカやドジョウなどの生き物を間近に見られる展示となり、他の水
槽とは異なる「上から見比べてみる展示」に変わります。一般的に川や水路などでは上から魚を見ることが多いので、水面上からの見分け方を紹介します。また、一部の生き物(ミナミヌマエビやドジョウなど)には、触ることができます。通常の展示では紹介できない砂に潜っているドジョウやカマツカを数えてみて、生き物のもつ面白い習性を紹介したり、実は外来種に置き換えられていっている身近な生き物たちを取り巻く現状について紹介したりします。
記
再開日:2025 年 4 月 22 日(火)
展示個体や館内の混雑状況によって、展示を休止・一部変更する場合があります
開催時間:9:30〜17:00(最終入館 16:00)
開催場所:琵琶湖博物館 水族展示室 ふれあい体験室コーナー
入場料:常設展示観覧料が必要になります
※5 月 6 日(火)まで無休。その他休館日などの情報は、当館ホームページでご確認ください。