第16回琵琶湖地域の水田生物研究会(2025/12/21)
日時:2025年12月21日(日)10:00~16:40
場所:滋賀県立琵琶湖博物館ホール及びオンラインによる中継
(※Zoom、Slackを併用したハイブリッド方式)
会場の定員:200名
主催:滋賀県立琵琶湖博物館
<プログラム>
開会あいさつ・諸注意 10:00~10:15
口頭発表① 10:15~11:15
脇坂英弥・脇坂啓子:GPS追跡により明らかとなった、ケリの夏秋の日周行動と水田湿地の重要性
淺野悟史・千葉樹里・和田 享・中田公明:工場緑地の生態系評価と管理―パナソニック草津拠点 共存の森を事例に
鈴木真裕:小規模ため池におけるモンドリを用いた外来種駆除の取り組み:誘引剤による比較
福岡太一・佐藤宗彦・松井英司・大庭伸也:マルコガタノゲンゴロウは田んぼの生き物じゃない⁉―生息地利用、行動、形態から探る―
口頭発表② 11:25~11:10
古谷愛子:埼玉と栃木でのイネカメムシの観察記録
日鷹一雅:道後平野におけるアカトンボ2種の出現時期の遅延化について
金尾滋史:滋賀県内の水田地帯におけるヌマガエルの急激な分布拡大
ポスターコアタイム 12:45~13:45
岸本圭子・吉川侑秀・西川潮:有機栽培水田の窒素施肥が水田生物多様性に及ぼす影響
吉川侑秀:環境保全型水田における害虫・天敵類の現状と効果的な管理の検討
君島裕介・高橋清孝・長谷川政智:宮城県大崎市鹿島台の農業用ため池における外来種防除の取り組み
渡部恵司・木村優世・篠原健吾・栗田英治・大石 優・谷岡 庸介:ドローン・AIを活用したナガエツルノゲイトウの検出技術の開発
芝崎美世子・中谷憲一・桝元慶子:都市圏にある自然体験観察園で見られる生物相の推移と市民活動
山口 陸・木村貴裕・谷垣岳人:ゲンゴロウ水田の退避溝「ひよせ」の植生および水位と生物相との関係
谷 優子・中嶋智子:水田生物の記憶を探る ―ミズスマシ類を中心に
宮島志覚・藤田宗也:上田上芝原地区の田んぼと水路の生き物 〜ぼくたちが見つけた 貴重な生き物たち〜
岡本楓大・永野真理子:環境DNAメタバーコーディングを用いて解明する水田微生物群集の変化
吉田隼也・岡本龍治・永野真理子:大学水田に出現するミジンコ(Daphnia)とその耐久卵について
城田匡史・福家悠介・向井貴彦:濃尾平野におけるカワリヌマエビ属の分布
脇坂啓子・脇坂英弥:夏秋におけるケリの群れ分布と水辺の利用 ~GPSと色足環の追跡により~
ミニシンポジウム 14:00~15:40
温暖化防止と生物多様性のトレードオフを超えて
大塚泰介:問題の所在と、これまでにわかっていること
是永 宙・北野大輔:山間地の生き物共生水田における還元障害の抑制―滋賀県高島市今津町椋川での事例―
舩橋玲二:気候変動時代の田んぼの生きものの活かし方を考える
金子信博・渡邉芳倫:水田の生態系機能を生かしたメタン削減対策
パネルディスカッション・会場全体での討論
閉会挨拶 16:30
終了 16:40
問い合わせ先 琵琶湖博物館 金尾滋史・大塚泰介・鈴木隆仁
電話:077-568-4811 E-mail:[email protected]