琵琶湖博物館で見つかった個体がニュウハクシミと同定されました
琵琶湖博物館で見つかったニュウハクシミとみられる個体(3匹)について、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所に同定を依頼したところ、2匹がニュウハクシミであることが確認されました。
【概要】
・滋賀県において、本種の報告は初めてとなります。
・ニュウハクシミは、紙に加害する外来種の害虫であり、強い繁殖力を持つことが危険視されています。
・琵琶湖博物館の資料への被害は確認されていません。
・琵琶湖博物館では、本種の駆除作業と繁殖防除対策を進めています。
・ニュウハクシミは紙や衣類を食べますが、人間に直接的な害はありません。