みんなでつくった新水槽がオープン
【新ビワコオオナマズ水槽】表側:縦2m、横3.9m、奥行き2.1m 裏側:上底3m、下底2.5m、高さ0.9mの窓が3面
【新コアユ水槽】縦1.2m、横4.1m、奥行き1.8m
令和8年(2026年)4月11日(土)、水族展示室に新ビワコオオナマズ水槽と新コアユ水槽がオープンしました。
二つの新水槽は、令和5年(2023年)2月のビワコオオナマズ水槽破損事故を受けて再建工事を進めてきました。再建にあたり、第三者委員会による事故原因の推定や安全確保の検討を行い、安全性を高めつつ、より魅力的な水槽となるよう工夫を重ねてきました。
また、クラウドファンディングでは866名から約1,770万円、水族展示再生応援寄附として14者から約1,230万円のご支援を賜り、水槽サポーターの2者からは工事中も継続して応援していただきました。あらためて、皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。
新ビワコオオナマズ水槽は、葛籠尾崎の沖にあると伝わる「ナマズ岩」に潜む"琵琶湖の主"の雰囲気を感じられます。ナマズ岩は地質学を専門とする当館学芸員が監修し、リアルさや迫力を追求しました。水槽の裏側に回ると、ビワコオオナマズとイワトコナマズ、ナマズを下から眺めることができ、種類によって異なる腹部の色や模様をじっくりと観察できるなど、学芸員のこだわりが詰まった展示となっています。
新コアユ水槽は、琵琶湖の伝統的な漁法である「エリ漁」を再現した展示で、数百匹のコアユが泳ぎ回る様子を見ることができます。エリ漁で使用する網や、元エリ漁師の方が製作したエリの模型も展示しており、漁業との関わり、人と湖とのつながりを感じられます。
多くのご支援・ご協力により、「みんなでつくった新水槽」が完成しました。この二つの水槽が多くの方々に愛され、当館の新たなシンボルとなるよう、職員一同、皆様からいただいた想いを胸に努力してまいります。