背景色

文字サイズ

ニュース

ニュース一覧へ

滋賀県立琵琶湖博物館水槽破損事故原因調査報告書について

 令和5年(2023年)2月10日午前8時ごろに、当館の水族展示室の「琵琶湖の主(ぬし)水槽」(通称「ビワコオオナマズ水槽」、直径5.1m、高さ3.8m、水量78トン)が破損時に生じた水流と破片により、水族展示室内の通路壁が破損したほか、水族展示室の半分に近い範囲が浸水しました。また、その後の3月2日には、展示室側から手をいれることができる「ふれあい水槽」で大きな亀裂が見つかったため、水を抜くなどの対応を行いました。
 これらの水槽破損事故をうけ、水槽の構造・材質や水族館の設計などの有識者6名からなる「滋賀県立琵琶湖博物館水槽破損事故に係る第三者委員会」(以下、第三者委員会)を設置して、破損原因等の調査および、今後の水槽点検等安全管理の在り方についてご検討いただきました。
 これまで4回の委員会を実施し、議論を重ねていただいた結果、このたび第三者委員会委員長より当館館長へ「滋賀県立琵琶湖博物館水槽破損事故原因調査報告書」を提出いただきましたので、報告書を公開いたします。

水槽破損事故原因調査報告書ファイル

 (PDFファイル 16.7MB

 この報告書をもとに、水槽破損事故の再発防止に努め、来館者の方々が安心して観覧できる水族展示室の運営を行っていきます。

破損した水槽.JPG 破損した当時のビワコオオナマズ水槽